圧倒的な体験すぎて通常の画角では伝えきれないGREEN VILLAGE BALI(グリーンビレッジバリ)のバンブー建築「sunrise house」 。iPhoneのパノラマ写真で紹介します。
GREEN VILLAGE BALI(グリーンビレッジバリ)とは?
TEDでのスーパープレゼンテーションでも話題になったインドネシア バリ島にある次世代の学校GREEN SCHOOL「緑の学校」と同じエリアにあり、建築集団IBUKUが手がけた竹でできた村。お金持ちの別荘が大半のようですが、一部施設はAirBnb等で一般人でも宿泊可能。
まるで映画の世界。すべて竹で作られた住居。
竹で編み込まれた吹き抜けの大空間、作り込まれた建具類のディティール、大自然との共生&快適性の両立などなど。CGでしょ?(実際にはありえない)と思ってしまうような空間が、そこにはありました。
単に自然素材で作られたバンブー建築ということでなく、充実したキッチン設備、家の中でさらに篭れるシアタールーム、スキップフロアや、至る所にフリースペースがあったり、住宅デザインとしても素敵な空間です。そこに、大自然の景観や、自然の光の入り方などの工夫があいまって、もうワクワクが止まりません。
心地いい空間デザイン
思っていたよりも広大で、部屋や階層によって表情が様々です。遊びのスペースがたくさんあります。スイッチや蛇口、洗面台など、センスの良い小物類や建具を観察しているだけでも楽しめます。私は2泊の滞在でしたが、残念ながら建物のすべてを満喫することは出来ませんでした。(なので記念にパノラマ写真を撮り巻くってこの記事に。。)
数箇所あるトイレのうち、アユン川の川音を聞きながら♪森を眼前に用が足せるトイレが、とてもコンセプチュアルでした。
実際に泊まれるバンブーハウス
airbnbで 1泊¥35000程度 ※2013年当時(たしか2泊から滞在可能)だったので、グループや複数の家族で借りたら、かなりお安い。かつ他では中々出来ない超貴重な体験ができます。
ウブドの町中までタクシーで30分もかからない距離なので、観光や買い物、アクティビティなど、家族で行っても楽しめると思います。
泊まる方への注意点
- ガラス製の玄関扉にカギはかかるけど、そもそも壁はありません。周囲が崖なので人が入ってくる心配はなさそうです。
- 虫や鳥も住人なので糞が落ちてくるのはご愛嬌です。(食事の時はさすがに糞が落ちてこないかヒヤヒヤ。。)
- 就寝時に虫が気になりますが、ベッドには天蓋が付いているのでばっちりガードすれば大丈夫です。それよりも、一晩たって夜明けがきたら、その素敵な目覚めですべて帳消しです。
- アクセス面、タクシーの運転手が迷うことがあります。スマホのGoogleMapで場所をしっかり保存しておくことや、乗車前に場所わかるか確認しましょう。
夢のような世界観の建物でしたが、実際にこれを実現している建築集団IBUKUの想像力&創造力をリスペクトして止みません。また、一般人でも手が届く仕組みを提供してくれるairbnbにも感謝です。(ちなみに筆者は中学生レベルの英会話ですが、アプリ1つで宿泊〜決済まで滞り無く出来ました)
自分たちの家造りが中々進まないのは、ここに泊まっちゃったからかもしれないなと思う今日このごろ。このような自由な発想の住宅が、今後日本の一般家庭の住宅にも浸透したら嬉しいなと思います。
オフィシャルサイト
http://greenvillagebali.com/
air bnb
https://www.airbnb.jp/rooms/798483
プロの建築家視点で詳しく書かれている参考記事
すべてが竹で出来ている建築物。インドネシアバリ島にある自給自足のエコヴィレッジ「グリーンヴィレッジ(Green village)」
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