サーフショップ 等で1500円前後で購入できる「ウェットスーツ リペアキット」を使って、カンタン+キレイに修理するコツをまとめます。
やり方を間違えると、ボロボロ、ツギハギ、ベタベタだらけで、見栄えが悪いことに…。黒だから目立たないと思っても結構わかるもの。せっかくなのでキレイに直しましょう。ポイントさえ抑えれば作業時間は賞味30分で、初心者でもカンタンにリペアできます!
では、写真でDIY手順&コツを解説します。
海水温の変化とともに、セミドライからジャージフル、ロングジョンからスプリング、海パン&タッパーへと衣替えです。
思い立ったが吉日!
NOW!来シーズンに向けてメンテナンスしましょう。
この記事の主なポイントは下記です。
記事中の大切なコツ部分に【POINT】と目印付けてますので要チェック。
- 補修パーツはハサミで成形
- ボンドは2度塗りが基本
- とにかくモミモミ!
- 小キズは爪楊枝で
- 縫い糸は伸縮性のあるニット用レジロン
また、この記事では下記2パターン分けて解説しています。
それでは手順をおって見ていきましょう!
1. 破れ&擦れの補修 編
これは肘の穴です。10円玉大の穴が空いてしまいました。
周辺も擦れて穴が大きく広がってしまいそうです。(左下のガサガサ掠れてしまった部分)
でも、これくらいならキレイに直せます。
広がってしまう前に直してしまいましょう。
まず準備。綺麗に直すための環境づくりから~
余分な部分をカットして補修箇所を極力シンプルな形状にします。
また、修理しやすいように適当なサイズのダンボール等をウェットスーツの中に通しておきます。あまりウェット生地は伸ばしすぎず、適度に張った状態が理想です。
補修パーツの微調整
接着剤を塗り込む
- 1回目の塗りは、繊維の凸凹に練り込み、下地を作るイメージ
- 2回目の塗りは、下地のうえに接着層を作るイメージ
塗ってから1分も立たないうちに乾燥してくるので、乾燥したら2回目の塗りに移ってOK。
あまり塗りすぎないように、適度なボリューム感が大事。塗りすぎると後工程で、生地からはみ出て美しい仕上がりにはなりません。
接着&揉み込む!
くっつけて終わりじゃありません!
繊維同士が絡み合うように、指で摘んでモミモミします。沢山揉むほどに、しっかりと圧着されていく様子が掴めると思います【POINT】
そろそろ圧着できたかなーと思ったところで終了です。
おまけ:周りの擦れキズ
揉み込んで完成
2. 縫い目の切り裂け補修 編
こういう裂け傷は、放置しているとどんどん広がってしまいます。
リペアキット&ちょっとした手縫いで、初心者でもサクッと綺麗になおせますし、強度も保持できるので、さっさと直してしまいましょう。
まず接着剤を塗り込む
接着&揉み込んで圧着!
接着剤の乾燥を1日以上まって、完成です!
簡単でしたね。
海の道具を大切にする。
愛着を育むメンテナンス。
次回使うのが愉しみですね。
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